89歳になる祖父と、月に1度くらいで寺社仏閣巡りをしています♪
江の島&鎌倉観光で訪れた「長谷寺(はせでら)」をご紹介します!
鎌倉の人気観光スポットで、可愛い雑貨屋さんやカフェも近くにあり、若い人から私のようなおじいちゃん連れなど、たくさんの人で溢れていました。
御朱印やオリジナル御朱印帳も人気ですので、ぜひご覧ください(*´◒`*)
長谷寺の御朱印と御朱印帳
長谷寺の御朱印
長谷寺の御朱印は、ご本尊の「十一面観音」と、七福神の「大黒天」の二種類から選べます!
私がいただいたのは、十一面観音の御朱印。
十一面観音は観音堂に、大黒天は大黒堂に安置されています!(大黒天像は非公開)
- 志納料:300円
長谷寺の御朱印帳
長谷寺の御朱印帳は、紫色の紫陽花が描かれた上品なデザインで女性におすすめ!
長谷寺は、四季を通して花が境内を彩る花寺としても有名で、境内には40種2500株ものアジサイが植えられています。
紫陽花の咲く季節は、庭園がピンクや紫の紫陽花で彩られて、とっても綺麗です♡
- 志納料:1500円
長谷寺で御朱印と御朱印帳がいただける時間
長谷寺の御朱印は、山門横の拝観受付に併設されている朱印所でいただけます!
朱印所で御朱印を預けてから参拝し、帰りに受け取ります。
4時30分を過ぎると、書き置き御朱印のみになるので、御朱印帳に直書きをご希望の場合は時間にお気をつけください!
- 御朱印授与時間:午前8時〜午後4時30分
長谷寺の歴史と御本尊
長谷寺の歴史
長谷寺は奈良時代の736年に徳道上人によって創建されました。
徳道上人は奈良の長谷寺を開山した、西国三十三所の始祖でもあります。
徳道上人が山の中で見つけたクスノキの霊木から、二体の観音像を作り、一体は奈良の長谷寺へ安置し、もう一体は海へ流しました。
その観音像は神奈川の三浦半島の初声(三浦市)に流れ着き、鎌倉に移され、観音像を本尊に長谷寺が建てられました。
長谷寺の御本尊と御利益
長谷寺の御本尊は十一面観音です。
苦しんでいる人をすぐに見つけられるようにと、頭に11体の顔を乗せた観音さまです。
頭上の顔は、怒っていたり賞賛の表情だったり、いろんな顔をしています。
さまざまな方向を向いていて、どこにいても私たちを見守ってくれています!
十一面観音は、現世はもちろん、死後も私たちに手を差し伸べてくれる仏様で、昔から厚く信仰されています。
観音像の高さは9.18mで、木造の仏像としては国大でもトップクラスの大きさを誇ります。
観音像は写真の観音堂で見られますが、首を上に傾げないと頭上の顔を拝せないほど大きいです!
長谷寺には他にも、源頼朝が作らせたという阿弥陀如来像、弘法大師が刻んだ弁天像、神奈川で最古の大黒天像など、さまざまな尊像が祀られています。
ぜひ境内をじっくり散策して、歴史ある全ての尊像が祀られているお堂を見て回ってください!
長谷寺ってどんなところ?
境内に入ると季節ごとに表情を変える庭園が広がる
拝観受付を済ませて、朱印所で御朱印帳を預けた後、振り返ると目に入ってくるのが綺麗にお手入れされた庭園です!
長谷寺は花の名所としても有名です。
特に、紫陽花は2500株も植えられていて、開花の時期は丸くて可愛いピンクや紫のぼんぼりのような紫陽花が、境内をポワポワ彩ってくれます♡
池にはハスの葉も浮かんでいるので、初夏はハスも楽しめそうですね♪
私が伺った9月は、赤や白の彼岸花があちこちに咲いていました!
日本最大級!木造の十一面観音が見られる観音堂
長谷寺は山の中腹から麓に広がるお寺なので、観音堂までは苔の綺麗なグリーンの壁を横目に階段を登ります。
階段は90歳近い祖父でも杖つきでゆっくり登れるくらいの難易度です!
生まれてこのかた運動不足の私は登り切ったあとしばらく息切れで無言になりますが…w
ベビーカーや車椅子、足の不自由な方は大変かもしれません><
階段を登りきると、黒と白の見た目が風格を感じさせる、大きな観音堂がどおーんと迎えてくれます!
空と山を背負って、正面を見据えて建つ姿が、かっこいい〜!
お堂にもイケメンってあるんだなと思いました!w
この観音堂の中に、日本最大級の木造である、十一面観音像が祀られています。(※堂内は撮影不可です!)
金色に輝く大きな観音像がいる空間は、まるで時間の概念がない異空間のような、不思議な雰囲気に満ちていました。
観音さまとじっくり見つめあっていると、嫌なこととかどうでもよくなってくる気がしました。
観音堂には、観音ミュージアムが併設されていて、先代の十一面観音や重要文化財の数々が展示されています。
私が観音堂に着いたのは閉館時間5分前で、観音ミュージアムの中には入れませんでした。
次回、絶対見たいと思います(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
牡蠣の殻が絵馬!?かきがら稲荷で心願成就をお祈り♪
観音堂の近くには、かきがら稲荷があります。
御本尊が三浦市初声の海に流れ着いた時、牡蠣の殻が付着していたことから、牡蠣が観音さまを導いたとも言われています。
かきがら稲荷では、牡蠣の殻を絵馬としてお願い事を書き入れて吊るします。
海の街・鎌倉らしい、素敵なアイデア(๑>◡<๑)
お寺の境内に牡蠣の殻がずら〜っと並ぶ様子が珍しくて、印象深いお稲荷さんでした!
見晴らし台から鎌倉の町並みを眺めてホッと一息
長谷寺は山の斜面に沿って立っています。
観音堂横にある見晴らし台からは、鎌倉の海と町並みが一望できます♪
無限に続く青い空を天井に眺める景色は、観音堂までの階段の疲れを吹っ飛ばしてくれるほど素敵!
参拝のひとやすみに、ここのベンチでぼーっと景色を眺めるのもおすすめです♡
洞窟の中にスピリチュアルな世界が広がる弁天窟
弁天堂の奥の岩壁にぽっかりと空いた穴が弁天窟への入り口です。
この弁天窟は、弘法大師が修行のために篭った場所と言われています!
中には、外からは想像もつかないほど不思議な空間が広がっています。いざ!
弁天窟の中には、岩壁を削って作られた、たくさんの仏像が祀られています。
ろうそくの火がゆらゆら揺れて、神聖な雰囲気に拍車を掛けます。
弁天窟の中は、自然の岩で造られた空間が広がっていて、少し身を屈めて歩きます。
洞窟のミステリー探検みたいで、わくわくしますよ〜!\( ˆoˆ )/
弁天窟の主、弁財天はひときわ大きく、薄暗い洞窟の中でも明るい存在感を放っていました!
茶目っ気のある表情に、得意の琵琶をかき鳴らしている、ウェルカムな雰囲気を発する弁財天です。
別の穴部屋には参拝客がお納めする、ミニ弁財天がいっぱい!
人気がないと少し怖い気もしましたが、じっと眺めていると、もののけ姫のこだまみたいで可愛く感じてきます♡
長谷寺から徒歩5分!江ノ電と猫の御朱印帳が可愛い御霊神社
長谷寺から歩いて5分ほどの場所に、オリジナル御朱印帳が可愛い「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」があります!
御霊神社の鳥居の前ギリギリに、江ノ島電鉄の線路が走っていて、1日に何度も電車が通ります。
御霊神社では、江ノ電のレトロな車両を見送る名誉宮司のウッシーちゃんがデザインされた超絶可愛い御朱印帳がいただけます♡
境内は静かで朗らか、清々しい空気が流れています。
御霊神社は亡くなった人の霊を祀って、平和と繁栄を願うための神社です。
参拝の際は、亡くなった方へ近況を報告したり、語りかけてみてはいかがでしょうか(*´꒳`*)
私も、いつも私を甘やかしてくれて大好きだった祖母に「鎌倉来たで!」と言ってみました。今のところ返事はありませんw
御霊神社の基本情報
初穂料:1,400円
住所:〒248-0021 神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9
アクセス:江ノ島電鉄「長谷」駅下車 徒歩5分、横浜横須賀道路本線「朝比奈IC」下車 約30分
授与時間:午前9時〜午後5時
長谷寺の基本情報とアクセス
長谷寺の基本情報
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
- 電話番号:0467-22-6300
- 拝観時間:(3月〜9月)午前8時〜午後5時、(10月〜2月)午前8時〜午後4時30分
- 拝観料:大人400円、小学生200円
- 駐車場:あり(有料)
- 御朱印受付時間:午前8時〜午後4時30分
- 拝観所要時間:約45分
長谷寺へのアクセス
◎お車の場合
横浜横須賀道路「朝比奈IC」下車 約30分
◎電車・バスの場合
JR横須賀線「鎌倉」駅から 京急バス「長谷観音」下車 徒歩5分
江ノ島電鉄「長谷」駅下車 徒歩5分
おわりに
鎌倉観光の人気スポット・長谷寺をご紹介しました!
海に流れ着いた逸話が残る観音像は、それ自身が不思議なパワーを持っているような、存在感を感じられました。
見上げるほど大きさの観音像は、ぜひ一度見ていただきたいです(*´꒳`*)
おしゃれなカフェや雑貨屋さんが近くにたくさんあるので、デートにも、家族旅行にも、女子旅にもおすすめです♪
鎌倉大仏からも近いので、ぜひ鎌倉観光の際は足をお運びくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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