茨城県水戸市の「吉田神社(よしだじんじゃ)」は常陸第三宮で、古くから格別の信仰を集めてきた由緒ある神社です。
吉田神社の御朱印帳は、まばゆいほどの純白で綺麗!と聞き、お参りに行ってきました!
水戸黄門(=徳川光圀公)手植えの笹は縁結びのご利益があり、若い方にも水戸黄門ファンの方にもおすすめの神社です♡
そんな吉田神社の御朱印帳や見どころ、歴史をご紹介します♩
吉田神社の御朱印と御朱印帳
吉田神社の御朱印
吉田神社では、オリジナル御朱印帳をお受けすると、桜のイラストが絵本のように立ち上がるユニークな見開き御朱印がいただけます(*´◒`*)
境内社や近隣の兼務社も含め、吉田神社でいただける通常の御朱印は11種類。
四神を模倣して東西南北に配置された境内末社の御朱印には、玄武や青龍など四神の印が押されていてかっこいいですよ〜!
- 初穂料:各300円
お好きな神様を祀っている神社や、気になるデザインの御朱印をお選びください!
参拝のたびに一つずつ集めていくのもいいですね(*゚▽゚*)
吉田神社の御朱印帳
吉田神社の御朱印帳は、純白の地に、シルバーにも見える白糸で羽を広げた白鷺を織り込んだ上品なデザイン!
金糸で大きく描かれた「吉」の字も縁起が良さそうで、素敵です♡
白鷺は、御祭神・日本武尊が亡くなった後に白鷺に姿を変えて全国を飛び回ったという言い伝えに由来します。
桜が飛び出す見開き御朱印込みで
- 初穂料:2000円
はとってもお得感があって、見た目もお値段も大満足の素敵な御朱印帳です!
また、社務所にある「福の音みくじ」で凶を引いた方限定で、オリジナルの「転禍為福(=禍い転じて福と為す)」御朱印帳がいただけます!
凶が出た方がむしろラッキー!?と前向きに考えさせてくれる、神職さんの心遣いも有難いですね♩
吉田神社で御朱印と御朱印帳がいただける時間
吉田神社の御朱印や御朱印帳は、社殿に向かって左側の社務所でいただけます。
- 御朱印授与時間:午前9時〜午後5時
茨城県には可愛いオリジナル御朱印帳がいただける神社やお寺がたくさんあります。茨城県にある神社とお寺で、私がこれまでいただいた御朱印帳を一挙にまとめました!茨城県でいただける御朱印帳は、デザインがおしゃれなものが多い気がします[…]
吉田神社の歴史と御祭神
吉田神社の歴史
吉田神社の創建時期は明確ではありませんが、485~498年ごろと伝わっており、奈良や京都の寺社にも劣らない古い歴史を持つ神社です!
御祭神・日本武尊が東征の際に、この地の朝日山で兵を休ませたという言い伝えによって、この地に祀られるようになりました。
その休憩場所は、境内の二の鳥居横あたりと言われ、今も《見晴台》と呼ばれる景勝地となっています。
この地から朝日を見た日本武尊は、「ここは良い(吉)田になる」と言ったそうで、これが「吉田神社」の社名の由来になっています。
江戸時代には水戸藩から特に崇敬され、水戸黄門で有名な水戸光圀は本殿や拝殿ほか数々の社殿を造営しました。
残念ながら水戸光圀寄進の社殿は被災してしまい、現在の社殿は戦後に再建されたものです。
吉田神社の御祭神とご利益
吉田神社の御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。
第12代景行天皇の第二子で、古事記によると、親からの冷遇に悩みながらも九州の熊襲討伐や東国征伐を成し遂げた、知恵と勇気と武力に優れる、まさにヒーローのような神様!
東征からの帰途、病に倒れて亡くなってしまいますが、死後は美しい白鷺に姿を変えて全国を飛び回ったと言います。
吉田神社の御朱印帳も、日本武尊の死後の姿である白鷺がデザインされています(*´꒳`*)
死後に白鷺になったというのがまた、儚く美しくてロマンチックですね♡
日本全国に日本武尊を祀る神社がありますが、それぞれ独自の言い伝えがあったりして、本当に広く国中から愛された神様なんだと思います。
日本神話はどれも面白いですが、強さと孤独を併せ持つヒーローらしいヒーローと言えばやっぱり日本武尊ではないでしょうか!
吉田神社ってどんなところ?
笹を結ぶと願いが叶う!水戸黄門手植えの「縁結びの笹」
吉田神社には、水戸黄門で有名な水戸光圀公が植えた笹があります!
この笹は「縁結びの笹」と呼ばれ、利き手と逆の手で笹を結ぶと願いが叶うと言われています。
笹の葉には、たくさんの方がここで誰かを思いながら笹を結んだ証として、あちこち結び目が作られています♡
水戸黄門も自分が植えた笹が約350年経っても、誰かの願いを叶え続けていると知ったら嬉しいでしょうね(๑>◡<๑)
縁結びの笹へは、社務所横の抜け道を通って行きます。
御朱印をお願いしている間に、ぜひ水戸黄門の「縁結びの笹」をご覧ください!
方位四神を模倣して四箇所に配置した吉田神社の境内末社
吉田神社の境内末社は、本殿拝殿を中心に四方位を守護するように配置されています。
それぞれ《玄武》《白虎》《鳳凰(朱雀)》《青龍》の名を持ち、本殿周りの聖域四隅を堅く守っています。
境内末社には、皇大神宮や豊受大神宮・稲荷神社・八幡宮・住吉神社など、ここで挙げきれないほどのありとあらゆる神様が、周辺や全国から分霊を受けて祀られており、特にお気に入りの神様や、お悩みや願いにぴったりの御神徳を持つ神様が必ず見つかるはず!
吉田神社にお参りの際は、四方の境内末社もゆっくり回ってみてください♩
大きな枝を広げる樹齢80年の枝垂れ桜。3月下旬が見ごろ!
拝殿に向かって左側には、枝を地面に着きそうなほどに垂らした樹齢80年の枝垂れ桜があります!
数メートルにわたって大きく枝を広げたこの桜は、3月下旬に見ごろを迎えます。
3月下旬〜4月上旬には、桜を眺めながらの野点茶会が催されます。
由緒ある神社で、春の色や香りに包まれながらのお茶とお菓子…、なんという贅沢♡
令和2年の野点茶会はコロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、桜はどんな時も変わらずに美しい花を咲かせますので、ぜひ参拝がてらご覧ください!
吉田神社の基本情報とアクセス
吉田神社の基本情報
- 住所:〒310-0834 茨城県水戸市宮内町3193-2
- 電話番号:029-247-6464
- 拝観料:無料
- 駐車場:あり
- 御朱印授与時間:午前9時〜午後5時
- 拝観所要時間:約20分
吉田神社へのアクセス
◎お車の場合
北関東自動車道「水戸南IC」下車 約15分
◎電車・バスの場合
JR・鹿島臨海鉄道「水戸」駅からバス
おわりに
吉田神社は、古くから人々に親しまれてきた頼もしさや神職さんの優しい心遣いを感じられる神社でした!
使って表面を汚してしまうのがもったいないほど綺麗な、純白の御朱印帳も本当に素敵(*´◒`*)
参拝の後は、体と心がストンと落ち着いてしっくりくるような、行ってよかったなと思える場所です。
御朱印も種類豊富なので、御朱印コレクターさんもぜひ行ってみてください♩
最後までお読みいただきありがとうございました!