摠見寺の御朱印帳は織田信長でかっこいい!安土城跡に建つ織田信長の菩提寺【滋賀】

滋賀県近江八幡市にある摠見寺(そうけんじ)は織田信長の居城・安土城跡にある信長の菩提寺です!

戦国武将では織田信長激推しの旦那氏の希望もあり、お参りに伺いました。

本堂は仮本堂ですが、安土城跡の散策が楽しめて、繁栄を極めた当時の様子を想像して心が踊ります。

織田信長の肖像画が凛々しい御朱印帳や、

戦国好きにはたまらない見どころをご紹介します!

 

摠見寺の御朱印と御朱印帳

摠見寺の御朱印

摠見寺の御朱印

摠見寺の御朱印は、

織田信長の印章にも用いられた「天下布武」と、信長が好んだ舞である敦盛の一節が書かれたもの

大悲殿(=観世音菩薩)と摠見寺の名前入りのものがあります。

オリジナル御朱印帳をいただくと、さらに「安土城」の御朱印も合わせて3種類が一度にいただけます。

摠見寺の御朱印

御朱印のみいただく場合は

  • 志納料:各300円

オリジナル御朱印帳をいただく場合は御朱印代も込みで2000円です!

 

摠見寺の御朱印帳

摠見寺の御朱印帳は、織田信長の肖像画と摠見寺の三重塔のデザインです。

紺寺に三重塔と「天下布武」の字が大きく描かれた御朱印帳もあります♩

  • 志納料:各2000円(御朱印込み)

 

摠見寺で御朱印と御朱印帳がいただける時間

御朱印と御朱印帳は、拝観受付所でいただけます!

拝観料を納める際に、御朱印や御朱印帳をいただきたいと伝えましょう。

  • 御朱印授与時間:午前8時30分〜午後4時

拝観受付時間も同じく【午前8時30分〜午後4時(拝観時間は5時まで)】です。

 

摠見寺の歴史と御本尊

摠見寺の歴史

摠見寺01

摠見寺は天正四年(1576年)、織田信長が安土城を築城する際に、他から移築されたお寺です。

織田信長の菩提寺として、標高199mの安土山に建つ、安土城本丸の西側に配されました。

織田信長が明智光秀に殺害された、「本能寺の変」とともに安土城の天守閣は焼け落ちましたが、摠見寺は焼失を免れて信長の菩提寺としての役割を果たし続けます。

1854年に火災で本堂を焼失してしまい、昭和7年に、元々本堂があった場所ではなく安土城跡内の徳川家康邸跡に仮本堂が建てられました。

仮本堂を拝観するには特別拝観料が必要ですが、御本尊や織田信長の尊像や位牌など、貴重な品の数々を見ることができます!

 

摠見寺の御本尊とご利益

  • 十一面觀世音菩薩立像

御本尊の十一面觀世音菩薩立像は室町時代の作で、約500年の間、摠見寺で人々を見守ってくれています。

頭部に11の顔を乗せた菩薩で、現世での利益(十種勝利)と来世での果報をもたらしてくれます。

厄除け、延命、病気治癒、身に降りかかる災いを避けてくれる

頭部にある11の顔が、あらゆる表情を持って様々な方角を向いているのは、悩める人をどこにいても見つけ、その人の状況に合わせて導くことができるようにとの意味があります。

 

摠見寺ってどんなところ?

織田信長の菩提寺!摠見寺仮本堂で信長に思いを馳せながらまったりお茶を満喫

摠見寺02

摠見寺の拝観受付をすませると、待ち受ける長い石段。

安土城は安土山に建っているため、摠見寺や安土城跡までは当然階段を登っていかなくてはいけません!

織田信長や森蘭丸たちも、我が家に帰るにはこの山を頑張って登ったんだ!と思って気合いを入れて登ります。

(実際は織田信長たちは馬や輿に乗って登ったんだろうけど!)

摠見寺03

摠見寺の本堂は江戸末期に火災で焼失してしまい、現在は徳川家康邸跡に仮本堂が建っています。

仮本堂の拝観は別料金が必要で、摠見寺入り口の拝観受付で拝観料を納めるとチケットがいただけるので、仮本堂でチケットを見せて入ります。

摠見寺04

摠見寺仮本堂では、御本尊の十一面観音立像のほか、織田信長の尊像や位牌を拝むことができます。

織田信長のお仏壇に向き合ってお線香をあげるのは畏れ多くもありましたが、とても貴重な体験でした!

また、仮本堂の特別拝観では茶室でお茶とお菓子もいただけます♩

摠見寺05

お菓子は住職さんの手作りだそうです!

仮本堂から安土城本丸跡までは、まだまだ長い長い石段を登っていかなければならないので、甘いお菓子でパワーチャージ♡

お寺でいただくお抹茶とお菓子は、また格別です(*´꒳`*)

 

本丸跡や天守跡など織田信長ゆかりの安土城跡の散策が楽しめる!

摠見寺06

仮本堂でお茶をいただいた後は、本丸跡目指して再び長い石段を登っていきます!

エレベーターやエスカレーターがないので、残念ながら足の不自由な方や車椅子の方は参拝が難しいです。

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こんな山道を頑張って登っていくと、本丸跡・天守跡エリアに着きます!

安土城の中枢への入り口となる黒金門の手前には、織田信長の家臣としては一番に名があがる(そして美男子だったらしい)、森蘭丸邸跡もあります。

摠見寺08

(引用:安土城跡・摠見寺公式HP

黒金門の向こうには、いよいよ信長が生活していた本丸や天守閣跡が。

黒金門も、本能寺の変の時に天守閣と一緒に焼失してしまい、今は石垣だけが残っています。

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(引用:安土城跡・摠見寺公式HP

菊紋や桐紋の金箔で覆われた瓦が発掘されたことから、当時はそれは豪華な門だったと言われています!

門から金ピカだったら、信長を訪ねた武将や商人も驚きますねΣ(‘◉⌓◉’)

黒金門を通ると、一段高くなった場所に二の丸跡があります。

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(引用:安土城跡・摠見寺公式HP

そして、この二の丸跡には織田信長のお墓、信長霊廟があります。

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(引用:安土城跡・摠見寺公式HP

信長が亡くなって、安土城跡も焼け落ちてなお、ここで天下泰平の夢を見ながら眠っているなんて!

すぐそこに信長の魂がいるなんて!と信長ファンじゃなくても感激しました。

静かに手を合わせて会えて嬉しいです、と伝えました( ˘ω˘ )

そしていよいよ天守閣跡へ…!

摠見寺12

\石がいっぱい!!!!!/

天守閣は地下1階地上6階建ての作りになっていて、この石は地下の部分で、柱を支えていました。

天守閣は高さ33mで、当時は世界にも稀に見る木造高層建築だったそうです。

内部は信長のお抱え絵師・狩野永徳による襖絵で豪華に彩られていたそうです。

天守閣が黄金の瓦で覆われていたって本当なんでしょうか!

山を登ってやっと辿り着いた城に金色に輝く高い建物があったら、感動と驚きで言葉も無くしそうですね。

ここから人里を見下ろしていたんだろうな〜とか

信長もここからあの山を見たんだろうな〜とか

いろいろ想像が膨らんで、感動がしみじみと体を巡っていくのがわかりました。

摠見寺本堂跡と山にそびえる立派な三重塔や仁王門も必見!

摠見寺13

摠見寺本堂は天正四年(1576年)に建てられて以降、安土城崩落の際も残りましたが、1854年に火災で燃えてしまいます。

本堂があった場所は現在も本堂跡としてそのまま残されています。

本堂跡のすぐ近くには、大きな三重塔が建っています。

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この三重塔は、摠見寺創建(あっ駄洒落っぽいw)の際に滋賀の甲賀市にある長寿寺から移築されました。

室町時代の1454年に造られた塔で、国の重要文化財に指定されています!

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(引用:安土城跡・摠見寺公式HP

本堂跡からは下り道になります。

順路に沿って三重塔を過ぎて少し下ると、今度は仁王門が見えてきます。

今は拝観口からのルートが決まっていますが、昔はこちら側から登ることもでき、この門が摠見寺参拝客を出迎えていました。

この仁王門は1571年建立、仁王像は1467年作でどちらも国の重要文化財になっています。

石段の下の方から見上げると、覆いかぶさってくるかのような大きさで堂々とした風格でした!

摠見寺の基本情報とアクセス

摠見寺MV

摠見寺の基本情報

  • 住所:〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6371
  • 電話番号:0748-46-6594
  • 拝観時間:午前8時30分〜午後5時(受付終了は午後4時)、摠見寺仮本堂の特別拝観は午前8時30分〜午後3時
  • 拝観料:大人700円、高校生以下200円
  • 駐車場:あり
  • 御朱印受付時間:午前8時30分〜午後4時
  • 拝観所要時間:約90分

 

摠見寺へのアクセス

◎お車の場合

名神高速道路「蒲生スマートIC」下車 約20分

◎電車・バスの場合

JR琵琶湖線「安土」駅から 徒歩約20分またはタクシー約7分

 

おわりに

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これ以上ない織田信長のゆかりの地、安土城跡を守る摠見寺をご紹介しました!

摠見寺に行って、織田信長が実在したことを改めて実感しました。

ここにいたんだなあ〜と。

ちょっと霊感がある旦那氏は、めまいがする〜!と言っていたので、今も信長のパワーがこもった場所なのかもしれません。

信長の御朱印帳もかっこよくて、本当に行ってよかったなと思いました!

石段はかなり大変で参拝後、山を降りてからは無言になりますw

ぜひ、歩きやすい靴で水分補給とパワーチャージ用のお菓子を持ってお出かけくださいね(*´◒`*)

最後までお読みいただきありがとうございました♡

 

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