興福寺の御朱印帳と歴史・見どころ!奈良時代から国を支える四大寺の一つ【奈良】

 

奈良公園や東大寺、春日大社など、奈良観光の定番エリアにある「興福寺(こうふくじ)」は法相宗の総本山として奈良飛鳥時代から国を支えてきた大きなお寺です。

高校の修学旅行で奈良に行った時は、興福寺の五重塔を遠くから見て「奈良っぽ〜〜〜〜〜い!」と感激したことを覚えています。

これまでも奈良旅行で何度か前を通ってはいたものの、今回初めて伺うことができました♩

歴史も深く、見どころもたくさんある興福寺。

知っているとより興福寺参拝を楽しめる情報をご紹介します!

もちろん、オリジナル御朱印帳もいただけます( ◠‿◠ )♡

 

興福寺の御朱印と御朱印帳

興福寺の御朱印

興福寺 中金堂の御朱印

興福寺にはいくつかお堂があり、そのお堂ごとの御朱印や、御本尊の御朱印など、御朱印は種類豊富です!

私は、興福寺の中心となるお堂「中金堂」の御朱印をいただきました。

  • 志納料:300円

右ページは、国宝の阿修羅像で、オリジナル御朱印帳の1ページ目に描かれています。

 

興福寺の御朱印帳

興福寺の御朱印帳(奈良)

興福寺では大小2種類のサイズの御朱印帳がいただけます。

こちらは小サイズで、鎌倉時代に興福寺で使われていた軒瓦がデザインされています。(全3色)

お花のような模様が可愛く、鎌倉時代のお堂も瓦ひとつにも凝った意匠が施された、豪華なものだったんだろうな〜と想像が膨らみます。

大サイズも全3色あり、五重塔と北円堂のデザインです。

  • 志納料:(小)1100円、(大)1300円

 

興福寺で御朱印と御朱印帳がいただける時間

興福寺01(奈良)

興福寺の御朱印や御朱印帳は、中金堂横のこちらの勧進所でいただけます!

御朱印の他に、記念品やお土産も並んでいるので、ぜひゆっくりご覧ください(*´◒`*)

  • 御朱印授与時間:午前9時〜午後5時

 

興福寺の歴史と御本尊

興福寺の歴史

興福寺02(奈良)

興福寺は、669年に藤原鎌足が病に倒れた時に、病気回復祈願のために妻の鏡女王が建てた「山階寺」に始まります。

その後、移転とともに山階寺→厩坂寺(672年)→興福寺(710年)と名を変えました。

710年には奈良に都が移り、平城京となりました。

興福寺は、その奈良の中心で日本を支えていきます。

平安時代には、天皇や摂関・藤原家から手厚い保護を受け、お堂が次々に建てられ、権威を強めます。

鎌倉時代に入ってからは、大和国の守護の役目を与えられ、幕府からも一目置かれるほどの勢力を誇るお寺に発展しました。

国宝や国指定重要文化財は約100点にものぼり、日本の奈良〜鎌倉時代の歴史を考察する上で欠かせない、特別なお寺です!

 

興福寺の御本尊とご利益

  • 木造釈迦如来坐像

興福寺の御本尊は、中金堂に安置されている木造釈迦如来像です。

藤原鎌足が蘇我入鹿の打倒祈願(大化の改新!!!)のために造った如来像です。

御本尊は現在5代目で、中金堂で見ることができます。(拝観料が必要です)

金色に塗られた3m近くもある大きな坐像で、圧倒されるほどのオーラを放っていました!

 

悟りの境地へ導いてくれる、ありとあらゆる望みを叶える後押しをしてくれる

釈迦如来は、仏教の開祖・ブッダがモデルになっています。

蓮の花の台座に乗っていて、髪の毛はブツブツした凹凸、頭の上部がコブのように盛り上がっており、質素な布の服を着ている、仏様といえばまずイメージするのはこれ!というメジャーなお姿をした仏様です。

「人は誰でも救われる」という思想で、私たちを優しく見守ってくださいます。

 

興福寺ってどんなところ?

興福寺で最初に建てられ、奈良時代随一の規模を誇ったお堂「中金堂」

興福寺 中金堂(奈良)

興福寺のお堂の中でも中心的な役割を担うのが、「中」金堂です。

中金堂は、興福寺の最初の堂宇として710年に建てられました。

金堂=本堂のことで、興福寺には中金堂、東金堂、西金堂の3つの金堂があり、東金堂は中金堂の東に、西金堂は中金堂の西に、それぞれ中金堂創建以降に建てられました。

中金堂は奈良時代でも最大の規模を誇る豪華な建築で、御本尊の釈迦如来像のほか、薬王・薬上菩薩、十一面観世音像などたくさんの像を安置した、興福寺の中心的なお堂でした。

710年に創建されて以降、中金堂は6回も焼失し、1717年に火災で焼失してからは、財政難で大規模なお堂の再建ができず、規模を小さくした仮堂が建てられていました。

それから仮堂は、平成12年まで中金堂の代わりに役目を果たし続けます。

宇賀トモヨ
年号が平成だと、つい最近な気がしてしまいます!
その後、仮堂は老朽化のために解体され、発掘調査を経て、いよいよ中金堂が平成30年に再建されました!
奈良時代の創建当時の建築を忠実に再現した、朱色の堂々とした姿。
思わず、「おお、奈良っぽ〜〜〜〜〜い!」と声が漏れてしまいます(語彙力)

興福寺 中金堂(奈良)

中金堂は、66本の柱に支えられていて、柱は地中の礎石の上に建っています。

礎石は平安時代に設置されたもので、1000年以上前から今も、中金堂をじっと支えています。

また、中金堂の周囲にはかつて回廊と中門の柱を支えていた礎石がたくさん並びます!

回廊や中門も、再建に向けて整備計画が進められているので、数十年後には奈良時代と同じ姿の中金堂が見られるかもしれませんね!

 

奈良のシンボル!日本で2番目の高さを誇る国宝・五重塔

興福寺 五重塔(奈良)

興福寺の五重塔は、高さ50.1mを誇る日本で2番目に高い五重塔です。(1番高いのはは京都の東寺の五重塔)

仏教の中で五重塔はお釈迦様の遺骨を納める墓標とされています。

730年に、藤原不比等(藤原鎌足の息子)の娘・光明皇后によって建てられ、焼失〜再建を繰り返してきました。

現在の塔は1426年建立で、国宝に指定されています!

東寺の五重塔に比べると、スリムな印象ですが、500年もどしっと建って奈良の都を見下ろしている頼もしい塔です。

 

八角形の見た目も可愛い!西国三十三所・第九番札所の南円堂

興福寺 南円堂(奈良)

八角形の南円堂は、813年に藤原冬嗣によって建てられました。

冬嗣の父・内麻呂の冥福を願って建てられたお堂で、堂内には御本尊の不空羂索観音菩薩像をはじめ、国宝の仏像がいくつか安置されています。

築造の際には、土地神を沈める地鎮祭として、和同開珎や隆平永宝などのお金をばら撒く儀式を行ったそうです!

興福寺 南円堂02(奈良)

南円堂は西国三十三所の第九番札所になっていて、南円堂の隣の授与所は、御朱印を求めるたくさんの人で賑わっていました!

 

興福寺の基本情報とアクセス

興福寺03(奈良)

興福寺の基本情報

  • 住所:〒630-8213 奈良県奈良市登大路町48
  • 電話番号:0742-22-7755
  • 拝観時間:午前9時〜午後5時
  • 拝観料:【中金堂】大人500円、中高生300円、小学生100円
    【東金堂】大人300円、中高生200円、小学生100円
    【国宝館】大人300円、中高生600円、小学生300円
  • 駐車場:あり(有料、乗用車1000円)
  • 御朱印受付時間:午前9時〜午後5時
  • 拝観所要時間:約60分

 

興福寺へのアクセス

◎お車の場合

第二阪奈道路「宝来IC」下車 約15分

名阪国道「山添IC」下車 約40分

◎電車・バスの場合

近鉄 奈良線「近鉄奈良」駅から 徒歩約5分

JR関西本線・桜井線「奈良」駅から奈良交通バス市内循環系統で約5分「県庁前」下車

 

おわりに

興福寺04(奈良)

奈良の地で1300年以上も日本の歴史を見守り、仏教の発展を支えてきた興福寺。

東大寺や奈良公園のインパクトに隠れて、修学旅行コースには入りませんが、見どころ満載の大人の観光スポットという感じがしました!

お土産屋さんやカフェなどが集まる三条通りにも面しているので、興福寺参拝後にはお買い物も楽しめます♩

奈良観光の際は、ぜひ興福寺へ足をお運びください!

最後までお読みいただきありがとうございました♡

興福寺MV
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