日本の神社の中で最高の格式を誇る伊勢神宮。
横浜には関東のお伊勢様と呼ばれる「伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)」があり、遠い伊勢神宮の代わりとして親しまれてきました。
伊勢神宮の風格を感じさせる、横浜・伊勢山皇大神宮の境内の様子や、オリジナルの御朱印帳をご紹介します٩(๑^o^๑)۶
伊勢山皇大神宮の御朱印帳をご紹介!
伊勢山皇大神宮の御朱印帳
江戸末期から明治にかけて活躍した浮世絵師・三代歌川広重が描いた浮世絵がモデルになっていて、明治初期の伊勢山皇大神宮の様子が描かれています。
遠くに貿易船が並び、当時の横浜の賑わいが伝わりますね!
このオリジナル御朱印帳は初穂料2000円でした。
伊勢山皇大神宮で御朱印と御朱印帳がいただける時間
御朱印帳はこちらの社務所でいただけます。
- 御朱印授与時間:午前8時30分〜午後6時30分
伊勢山皇大神宮の歴史とご祭神
伊勢山皇大神宮の歴史
伊勢山皇大神宮は、明治初年に国費で建てられた神社です。
貿易の要として開港された横浜から、外国の文化を取り入れて急速に成長していく日本を見守ってきました!
伊勢山皇大神宮の御祭神とご利益
ご神祭は伊勢神宮と同じく天照大御神(あまてらすおおみかみ)
全世界を統治する、太陽の神様です!
伊勢山皇大神宮は2020年に創建150年を迎えるため、それを記念して2018年10月に伊勢神宮の旧社殿を譲り受け、新たな本殿としました。
伊勢神宮のパワーが染み付いた本殿を迎え、よりパワーアップしそうですね!
伊勢山皇大神宮ってどんなところ?
企業や財政界の有名人も信仰!横浜の総鎮守
境内から横浜港を見渡すように建っているこの灯台は常夜灯・照四海です。
天照大御神のご神徳は四つの海をも照らすという言葉に基づき、横浜港の船を導く灯りとして活躍しました。
手水舎の奥には、キッコーマンの商品がズラリと並んでいます。
なぜ神社にキッコーマンのお醤油!?
その理由は、1923年の関東大震災で倒壊した伊勢山皇大神宮をキッコーマン(野田醤油株式会社)が中心となって再建したからだそう。
お醤油やお酒、調味料など、普段神社では見ない面々が並んでいました(*´◒`*)
伊勢神宮から受け継がれる神聖な御本殿
およそ150年前から、人々がこの伊勢山皇大神宮をどれだけ大事にしていたかを想像しながら、本殿へ向かいます。
鳥居の原型と言われている注連柱をくぐると、正面すぐに御本殿が見えます。
現在の本殿は、2018年10月に伊勢神宮から旧社殿を譲り受け、移築しました。
屋根の千木(角みたいなやつ)と6つ並ぶ鰹木が特徴の、神明檜づくりです。
どっしりとした雰囲気で、天照大御神のパワーの強さをじわじわと感じます。
御本殿の前に立つと、心がキリッとしてやる気がみなぎり、体の内側から奮い立つようでした。
伊勢山皇大神宮の基本情報とアクセス
伊勢山皇大神宮の基本情報
- 住所:〒220-0031 横浜市西区宮崎町64
- 電話番号:045-241-1122
- 拝観時間:24時間いつでも自由参拝
- 拝観料:無料
- 駐車場:なし
- 御朱印受付時間:午前8時30分〜午後6時30分
- 拝観所要時間:約30分
伊勢山皇大神宮へのアクセス
◎お車の場合
首都高速横羽線「みなとみらい」下車 約5分
◎電車・バスの場合
JR・市営地下鉄「桜木町駅」下車 徒歩約10分
京浜急行線「日の出町駅」下車 徒歩約10分
おわりに
明治の初めから、横浜で人々に寄り添い、激動の日本を見守ってきた関東のお伊勢様・伊勢山皇大神宮。
伊勢神宮と同じ、明るく偉大なパワーに満ちた、気持ちのいい神社でした!
建立当時の横浜の様子を描いた御朱印帳も素敵です(╹◡╹)♡
横浜のロマンと人々の信仰心を感じられる伊勢山皇大神宮へ、ぜひお参りに行ってみてくださいね!