永谷天満宮の御朱印帳!日本で三体の菅原道真が彫った木像がご神体【横浜】

天満宮といえば、菅原道真を祀り、学問にご利益があることで知られています。

菅原道真は、生前、自らの手で自身の姿を3体の木像彫刻として残しました。

その3体のうちの1体が、横浜市にある「永谷天幡宮(ながやてんまんぐう)」に残されています。

さらに、永谷天満宮には可愛い御朱印帳もあると聞きつけ、参拝してきました٩( ᐛ )و

今回は、永谷天満宮のレポをお送りいたします!

 

永谷天満宮の御朱印帳は菅原道真と神輿!

永谷天満宮の御朱印帳

永谷天満宮の御朱印帳

天神山で父・菅原道真を思う淳茂の後ろ姿。

天満宮の代名詞とも言える、梅の花が散りばめられています。

もう片面にはお神輿。

このお神輿は今も永谷天満宮の神輿庫で保管されています。

永谷天満宮13

江戸時代、永谷天満宮が学問の神様として賑わう頃、老中・田沼意次が将軍に永谷天満宮の評判をお伝えしました。

それ以来、この神輿は毎年江戸城で将軍に拝礼したそう。

その歴史ある神輿が、御朱印帳で見られます!

永谷天満宮で御朱印と御朱印帳をいただける時間

  • 御朱印授与時間:午前9時〜午後4時

 

永谷天満宮の歴史とご祭神

永谷天満宮の歴史

永谷天満宮01

菅原道真が自分の姿を彫った木像3体のうちの1体は道真の息子・敦茂が持ち、敦茂は永谷郷に移り住みました。

敦茂は、父・道真に似て学問に優れていて「菅”秀才“」とも呼ばれています。

ここまでの成り行きを聞くだけで、頭がよくなりそうな気配がすごい!

 

その後1493年に、なんやかやで道真の木像を受け継いだ藤原乗国という人物が、夢でお告げを受けて永谷天満宮を創設し、菅原道真の像を祀りました。

戦乱の世が終わり、学問が奨励されるようになった江戸時代には、永谷天満宮は学問の神様として名を馳せ、多くの人が訪れるようになります。

 

永谷天満宮の御祭神とご利益

永谷天満宮のご祭神は

菅原道真朝臣命(すがわらのみちざねあそんのみこと)

 

合格祈願、学業成就、心願成就

御神体は菅原道真の木像です!

菅原道真の手で作られた木像がある永谷天満宮は、ほかの天満宮よりも道真の気配が強いみたいです。(私はそういうの感じないので残念ですが…)

 

永谷天満宮ってどんなところ?

天満宮の定番!神牛がお出迎え

永谷天満宮02

んモォー。

 

天満宮といえば、牛ですね!

 

なぜ牛かというと。

菅原道真は大人しい牛を飼っていましたが、道真が大宰府へ左遷の命令を受けたとき、牛は行方不明になってしまいました。

大宰府へ向かう途中に暗殺されかけた道真を、この牛が駆けつけ救います。

道真は死後、遺言で「牛がたどり着いたついた所にお墓を建てろ」と残し、その通りに牛が足を止めた大宰府の安楽寺に葬られました。

永谷天満宮の牛も、鼻を撫でるとご利益がある!と、受験時期になるとたくさんの参拝客が鼻をぺたぺた撫でてゆくそうです!

神牛は鳥居から手水舎への途中に、のっそりと寝そべっています_( _´ω`)_

目が眠たげで、気持ち良さそう〜

 

ぼくの夏休み。懐かしいあの頃に戻れる境内

永谷天満宮03

手水舎を通り過ぎて、拝殿に向かうとぷっくりフォルムの狛犬が迎えてくれます。

そして、気づく。

 

境内に漂うノスタルジー

 

そう、これは子どもの頃の夏休み。

ばあちゃんの家で感じた寂しさと高揚感が入り交じる感じ。

見てください、あの日の空き地のようなこの懐かしい庭を!

永谷天満宮04

花火とかしたよね!?

縄跳びに飽きて、ポケモンのゲームしたよね!?

暑い日に行ったためか、夏休みの思い出が走馬灯のように流れていきました( ◜௰◝ )

 

拝殿へは、さらに階段を登っていきます。

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階段を登ると、拝殿はこんな感じ。

背後には木をたくさん従え、静かでしっとりとした落ち着きのあるお社です。

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天神様といえば梅、神紋も梅です!

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お賽銭箱も梅印。

お賽銭箱は古いけれど丁寧に磨かれていて、ほっこりします(≧◡≦)

永谷天満宮07

お参りを終えて、拝殿の右へ進むと、丘の上に続く階段が見えます。

 

なんだこの、冒険心をくすぐる入り口は

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上には、木花開耶姫命を祀る浅間神社と、道真の息子・敦茂の髪の毛が入っているという菅秀塚があります!

 

永谷天満宮の末社は稲荷社、白山社など!

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永谷天満宮には以下の4社が末社として祀られています!

  • 沢滝舎
  • 白山社
  • 白糸社
  • 稲荷社

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私は、この末社の方から、惹きつけられるようなパワーを感じました!

なんか気になるような、不思議な感じ。

 

末社の鳥居にはたくさんの石が。

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昔はよす鳥居に石を投げて乗せることができると願いが叶うと言われていて、永谷天満宮末社の鳥居にも石乗せチャレンジの跡が見られます。

たくさんの人が、願いを胸に、永谷天満宮を訪れたんでしょうね!

 

永谷天満宮の基本情報とアクセス

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永谷天満宮の基本情報

  • 住所:〒233-0012 横浜市港南区上永谷5-1-5
  • 電話番号:045-844-7244
  • 拝観時間:24時間いつでも自由参拝
  • 拝観料:無料
  • 駐車場:あり
  • 御朱印受付時間:午前9時〜午後4時
  • 拝観所要時間:約20分

永谷天満宮へのアクセス

◎お車の場合

横浜新道「今井IC」下車 約10分

◎電車・バスの場合

横浜市営地下鉄「上永谷駅」下車 徒歩5分

横浜市営バス「永野小学校前」下車 徒歩1分

 

おわりに

あまり聞きなれない永谷天満宮ですが、日本で3体しかない菅原道真の木像が祀られている、歴史ある神社でした!

御朱印帳も、菅原道真やお神輿モチーフで、他にはないデザインが可愛い♡

学問の神様として、昔から信仰されてきた永谷天満宮。

受験前や大事な試験を控えている方は、ぜひ横浜の永谷天満宮をお参りしてみてくださいね!

永谷天満宮MV
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